記念出版
日本シェイクスピア協会創立45 周年記念論文集
刊行のお知らせ
『シェイクスピアとその時代を読む』 日本シェイクスピア協会編
四六判(上製)、viii+250 頁
株式会社研究社
ISBN 978-4-327-47210-8 C3098
定価3,200円(本体)2007年3月28日発売
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はしがき(楠明子)
パルナッソスからロンドンへ---- 一五八〇年代における大学と大衆演劇(井出新)
印刷業者、職人、エージェント----ジョン・ダンター印刷所(英知明)
一五九〇年代における民衆暴動表象の展開----『ヘンリー六世・第二部』を起点
として(佐野隆弥)
「母の名前は不吉の印」----『リチャード三世』の演劇性と歴史性(篠崎実)
「きみに時間の清算書を求めてはならぬ」----『ヘンリー四世・第一部』におけ
る王権と債務(米谷郁子)
欽定『説教集』とボトムの夢----『夏の夜の夢』再考(郷健治)
「そして類なき」----女王の時代の詩人と「不死鳥と山鳩」(清水徹郎)
ルーシオの悪ふざけ----『尺には尺を』における裁きと認識(高田茂樹)
アエネアスとディドの変容----『オセロー』における文学的伝統(廣田篤彦)
『シンベリン』のブリテン史における好戦的英雄主義----国家のアイデンティ
ティの起源を求めて(石橋敬太郎)
ジョン・フレッチャーの作風----シェイクスピアを継いで(河合祥一郎)
モルフィ公爵夫人の悲劇----秘密結婚とその時代(撫原華子) (目次順)