シェイクスピア学会

第49回シェイクスピア学会


日時:2010年 10月 16日(土) / 17日(日)

会場:福岡女学院大学 (〒811‒1313 福岡県福岡市南区日佐3‒42‒1)

主催:日本シェイクスピア協会

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プログラム



10月16日(土)13:00

開会式

[2号館211教室]

10月16日(土)14:00‒17:00 研究発表

第1室

[2号館222教室]

第2室

[2号館223教室]

第3室

[3号館312教室]

第4室

[3号館313教室]

懇親会

  • 会 場: 大学食堂(ハウイ記念館内)
    *学会会場近くの建物です。送付されたプログラム末尾のキャンパスマップをご覧ください。
  • 時 間: 17:20‒18:50
  • 会 費: 2,000円



10月17日(日)10:00‒12:30 パネル・ディスカッション [2号館211教室]

司会・講師:明治大学教授 野田 学

シェイクスピアにおける歴史的名優達:声、スピード、そして情念

王政復古期から18世紀末にかけて英国での演技傾向は、朗誦式の演技スタイルから視覚により訴える形のスタイルへという変遷を経ている。これに対する説明としては、ブルジョワ演劇の興隆にともなう趣味の変化、興行形態と観客層の変化にともなう劇場の規模の変化、「理性」から「感受性」への変化(古典主義からロマン主義へ)、そして劇場内でのステージイフェクト(装置、照明など)の変化などが挙げられるだろう。

このパネルではこの時代の英国の演技スタイルを、以上の観点のほか、身体イメージ、ジェンダー論、戯曲テクスト、そして図像などのトピックを交えながら探るのが目的である。圓月勝博、大矢玲子、南隆太、そしてゲスト・コメンテーターに喜志哲雄を迎え、モデレーター兼パネリストを野田学がつとめる。


扱う時代が些か長いため、パネリストの発表(各20分)は構築的であるよりもむしろ干渉的にならざるを得ない。南は「王政復古からシバーまで」を担当し、1660年から18世紀前半にかけてシェイクスピアの悲劇を演じた俳優たちの演技を通して、どのように王政復古期的な演技が成立していったのかを、ピープスの日記をはじめシバーの自伝、Booth やWilks らの評伝や演劇評、さらに18世紀に書かれた演劇史などを参照しながら議論する。野田はギャリックのもたらした変化、そしてギャリック以降を主に情念の表象におけるスピードの観点から考察する。大矢は18世紀中葉に復活上演されて人気を集めたシェイクスピア喜劇における女優の役割を、とくにロザリンドの演技に焦点を当てて論じる。圓月は王政復古期最大の俳優と称されるベタートンを中心に「俳優のイメージ」を語り、他のパネリストの俳優演技論に干渉を試みるだろう。その後、休憩を挟み、喜志のコメントを軸に、フロアと議論をする時間を設ける予定である。


10月17日(日)12:30‒13:30 昼休み

百周年記念館入口にてお弁当をお受け取りください。一般会員控え室は、2号館234・235教室(3階)です。


10月17日(日)13:30‒16:30 セミナー

《セミナー1》  シェイクスピアとイスラム世界

[2号館222教室]

《セミナー2》  アダプテーションを読む

[2号館223教室]

《セミナー3》  Shakespeare and Next-Generation Open Web Technology

[3号館312教室]

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会場案内


10月16日(土)

開会式

2号館211教室

臨時総会

同 上

研究発表

第1室2号館222教室
第2室2号館223教室
第3室3号館312教室
第4室3号館313教室

10月17日(日)

パネル・ディスカッション

2号館211教室

セミナー

セミナー12号館222教室
セミナー22号館223教室
セミナー33号館312教室

ワークショップ

3号館313教室

期間中

懇親会

大学食堂(ハウイ記念館内)

受付

百周年記念館入口

お弁当受け渡し

百周年記念館入口

会員控え室・休憩所

2号館234及び235教室

書店展示場

百周年記念館ロビー

 

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