第1回〜第34回 シェイクスピア学会プログラム (『日本シェイクスピア協会三十年小史』より)
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=========================== 第1回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和37年10月28日(日),場所:京都大学文学部(京都市左京区吉田本町)
挨拶(10:00 a.m.)中西信太郎
シンポウジアム(10:30a.m.-1:00p.m.)
第1室 シェイクスピアのソネットの価値 御輿員三(司会)・加納秀夫・森 清・宮内文七
第2室 シェイクスピアの舞台と演出 菅 泰男(司会)・三神 勲・木村俊夫・高谷 毅
第3室 シェイクスピアのラースト・プレイズ 小津次郎(司会)・富原芳彰・笹山 隆
講演(2:00-4:00
p.m.)司会(記録なし)
講師 大山俊一 ハムレットにおける主題の構成
講師 大塚高信 シェイクスピアのテキスト
閉会の挨拶 小津次郎
懇親会(5:30 p.m.より)南稗寺境内(精進料理)会費 700円
=========================== 第2回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和38年10月27日(日),場所:早稲田大学文学部
挨拶(記録なし)
研究発表
第1室 司会 平井正穂・菅 泰男
大井邦雄 エリザ朝詩学とシェイクスピアの『ソネット集』
斉藤絹子 復讐劇の問題点──John Ford
の場合
中西正子 Shakespeare
劇の子供とその劇的効果
小田島雄志 Othello──その悲劇性
- 第2室 司会 大山敏子
中野里皓史 A Midsummer
Night's Dream の劇中劇
玉木意志太牢 Copy-text
の諸問題
宮内文七 The Rape of
Lucrece と悲劇的発想
- 第3室 司会 富原芳彰
Peter Milward, S. J. "The Theme of Grace in The
Winter's Tale"
井上善五郎 The Winter's
Tale の構成
中条和夫 The Winter's
Tale の手法
- 講演(午後)司会(記録なし)
講師 中野好夫(講演題目記録なし)
Mr.Martin Starkie シェイクスピア朗読(詳細記録なし)
閉会の挨拶(記録なし)
懇親会 大隅会館(会費記録なし)
=========================== 第3回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和39年11月29日(日),場所:関西学院大学
開会の辞 中島文雄
研究発表
第1室 司会 木村俊夫
阿部万亀男 Honesty's
Fool──イアゴーの悲劇
喜志哲雄 『空騒ぎ』の構造
司会 大山俊一
Sister Frances St. Anne, S. N. D. de Namur
"Measure for Measure and Modern Theology"
石川 実 "Is Hamlet a Minister
of Righteousness?"
第2室 司会 厨川文夫
中条和夫 Compositor Apprentice
E について
本堂正夫 F. R. Leavis
の Othello
批評について
- 司会 菅 泰男
北川重男 Hamlet
の Ambiguity
- 荒井良雄 シャイロックの性格解釈をめぐって
シンポウジアム
司会 北川悌二
発表者 尾崎寄春・中野里賠史・武井ナヲエ・玉泉八州男 マーロウとシェイクスピア──Vi11ain Hero を中心として
講演
司会 矢本貞幹
講師 小津次郎 International
Shakespeare Conference のことなど
講師 中島文雄 ことばの喚情的械能──特にシェイクスピアについて
閉会の挨拶 矢本貞幹
懇親会 宝塚第一ホテル(会費記録なし)
=========================== 第4回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和40年10月16日(土)17日(日),場所:東北学院大学
挨拶 中島文雄
研究発表(発表室割り/司会 記録なし)
大場建治 Shakespeare
の喜劇における命名法について
安西徹雄 Shakespeare
と Montaigne
田村一郎 Macbeth
の詩的解釈と劇的解釈
児玉久雄 野外劇場における
Shakespeare
前田和子 Shakespeare
の Sonnets
における愛の多様性
池上忠弘 Edward II
における Tragic
Vision
平岩紀夫 Ben Jonson
と Pericles
の Emblem
小畠啓邦 The Duchess of
Malfi の第四幕について
志子田光雄 Fulke Greville
の二つの政治哲学劇
笹山 隆 "Shakespeare and the
Irrational"
鹿島弘子 Hector の機能を中心とする Troilus and
Cressida の一考察
山浦拓造 シェイクスピア劇の歌曲について──歴史的変遷の実態と演劇的意義(実演付)
談話会(16日研究発表の後)
場所:共済会館 司会 小津次郎(スピーカー、玉泉八州男・斎藤 衞・上野美子・喜志哲雄・飯島小平)(約40名)
パネルディスカッション
シェイクスピアの喜劇(大山敏子氏、八木毅氏他)
講演 司会(記録なし)
講師 村岡 勇 エリザベス朝の自然観
講師 E. W. F. Tomlin, "How
Much Do We Know about Shakespeare the Man?"
閉会の挨拶(記録なし)
懇親会(記録なし)
=========================== 第5回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和41年10月15日(土) 16日(日),
15日 日立ファミリーセンター
講演 司会 後藤武志
講師 菅 泰男 劇作家シェイクスピア
講師 中島文雄 シェイクスピア的性格
リサイタル
Julius Caesar から数場面(題目の詳細記録なし)
配役: Brutus Peter
Mann, Cassius Ken MacDonald, Portia Hannah Baker,
Antonius Frank Tuohy, Narrator Frederick Tomlin
16日 九州大学文学部
開会の挨拶.中島文雄
研究発表
第一室 司会 富原芳彰
中西正子 "Seriousness in
Shakespeare's Comedy"
中野里皓史 シェイクスピア喜劇における「笑い」の構造
司会 和田勇一
黒川高志 MarloweとMachiavellism
柴田稔彦 Ben Jonson
と Double
Plot
第2室 司会 西島 正
藤田 実 Rejection
Scene(2 Henry
IV ) の舞台
Peter Milward, S. J. "The Homiletic Tradition in
Shakespeare's Plays"
司会 小島信之
丹木茂子 人間関係を通してみた Othello
の孤立
山浦拓造 「柳の歌」の演劇的手法とその効果──シェイクスピアの妙技とその背景
第3室 司会 日高八郎
大塚野百合 Shakespeare
と Melville──「虚無」の問題をめぐって
八木 幹 閉ざされた世界──Coriolanus 論
- 司会 村岡 勇
関本まや子 John Marston
試論
橋本辰次郎 『ユーフュイーズ:紳士の道』に見る紳士像について
パネル・ディスカッション
飯島小平(司会)・大山俊一・小田島雄志 シェイクスピアの悲劇──『ハムレット』を中心として
閉会の挨拶 前川俊一
懇親会 新三浦(会費記載なし)
=========================== 第6回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和42年10月14日(土)15日(日),場所:島根大学
14日
開会の挨拶(2:30p.m.)中島文雄
講演 司会(記録なし)
講師 御輿員三 シェイクスピアのことば
講師 三神 勲 現代のシェイクスピア劇上演
謝辞 代表 中島文雄 近く帰国するブリティッシュ・カウンシル代表のE・M・F・トムリン氏に謝辞
懇親会(夕刻)水明荘(市内)(会費記録なし)
15日
研究発表(9:30a.m.-)
第1室 司会 中条和夫・大山敏子
北川重男 『マクベス』の眼(Eyes)
安藤貞雄 Marlowe と Shakespeare──読みの問題をめぐって
甲斐寛美 シェイクスピア劇と観客
Peter Milward, S. J. "Some Missing Letters of
Shakespeare"
第2室 司会 外山滋比古・飯島小平
北島美樹子 リチャード三世,その plain
devil とdissembling
looks
村上淑郎 『アセンズのタイモン』とヘロインの役割
鹿島弘子 Shakespeare
劇にみる理性と共感──Richard
II とJulius
Caesar の場合
石川 実 Julius
Caesar──Brutus
の人間像
第3室 司会 大山俊一・八木 毅
内山孝子 "Chapman's Dark World
in Bussy D'Ambois: As Foil for 'Fire', the Renaissance Spirit of
Aspiration"
黒瀬 保 エリザ朝悲劇における分裂の思想とその表現
笹崎光男 Pastoral と Shakespeare 浪漫劇
荒井良雄 Twelfth Night
第2幕第5場の演出について
パネル・ディスカッション 司会 小津次郎、問題提起者 柴田稔彦・藤田実・玉泉八州男 Macbeth について
閉会の挨拶(記録なし)
=========================== 第7回 シェイクスピア学会 ===========================
1968年,会場:秋田大学教育学部2号館(秋田市手形学園町1)
10月12日(土)
開会の挨拶(313号室, 14:00)会長 中島文雄(司会 三神 勲)
講演(313号室, 14:30)司会 飯島小平
講師 大山敏子 シェイクスピアとエリザベス朝の修辞学
懇親会(17:30)秋田ニューグランドホテル(秋田市中通5-2)会費1,800円
10月13日(日)
研究発表(9:30-ll:30)
第一室(117号室)司会 八木 毅
黒川高志 'De Casibus' Theme と Machiavelism──Edward II の主題をめぐって
関谷武史 Measure for
Measure の複雑さについて
- 司会 菅 泰男
成沢和子 Troilus and
Cressida──愛の不信と言葉について
富原芳彰 「夏の夜の夢」のシェイクスピア
第二室(220号室)司会 本堂正夫
尾島典孝「十二夜」の構造
久米絢子 韻文と散文の劇的効果──Shylock
の場合
司会 大山俊一
上野美子 シェイクスピア悲劇に見られる喜劇性
岩崎宗治 A Case of Conscience
としての
Macbeth
第三室(314号室)司会 村岡 勇
笹崎光男 Shakespeare's Last
Plays における
Mysticism
中西正子 シェイクスピア後期の戯曲の形と意味
司会 厨川文夫
長谷部加寿子 Richard III
の Looking-Glass
と Horse について
平岩紀夫 John Lyly
の Euphuistic Sermons
と
Shakespeare
パネルディスカッション(313号室、13:00-16:00)問題提起者 外山滋比古・笹山 隆・中野里略史・斎藤 衞 Shakespeare 批評における Plot の問題──現代を中心として
閉会の挨拶(313号室,16:00)藤島主殿
=========================== 第8回 シェイクスピア学会 ===========================
1969年,会場:金沢大学法文学部(金沢市丸ノ内1-11)(石川県社会教育センター、社会福祉会館に変更)
10月11日(土)
開会の挨拶(40号室,2:00 p.m.)会長 中島文雄
講演(40号室,2:20 p.m.)司会 村岡 勇
久保正彰 運命と筋──ギリシア悲劇の場合(大山俊一「ヨーロッパ旅行四方山話」に変更)
司会 会長 中島文雄
T. J. B. Spencer, Timon of Athens
懇親会(5:00-7:00
p.m.)金沢商工会議所ホール(金沢市尾山町)会費 1,500円
10月12日(月)
研究発表(9:30-11::30
a.m.)
第一室(10号室)司会 日高八郎
鈴木 洋 Measure for
Measure の
Vincentio 公──モデル問題を視点とする一つの試み
岡田洋一 『マクベス』──存在と時間
司会 三神 勲
石川 実 Opposing Elements in
Antony and Cleopatra──悲劇性の考察
山田昭広 Chapman の The Widow's Tears
における
Sourceの戯曲化
第二室(20号室)司会 笹山 隆
丹木茂子 「変装」を通してみた Titus
Andronicus の特質
杉本栄司 Chapman の初期の喜劇における Humour
司会 大山俊一
Peter Milward, S.J. The Religions Setting of The
Merchant of Venice
- 西島 正 クリストファー・マーロウの宗教性
第三室(30号室)司会 中野里賠史
上坪正徳 Lyly から Shakespeare ヘ──森の憂愁について
青木信義 初期演劇における教育の主題──Wit
and Science から
Euphues へ
司会 厨川文夫
蛯原 啓 ジョン・ペイルの『ジョン王』と政治道徳劇
山田 梁 King
John──Faulconbridge を中心として
パネルディスカッション(40号室,1:00-4:00 p.m.)司会 倉橋 健,問題提起者 小田島雄志・高橋康也・喜志哲雄 シェイクスピアと現代
閉会の挨拶(40号室,4:00 p.m.)大久保純一郎
- ===========================
第9回 シェイクスピア学会 ===========================
1970年,会場:鹿児島大学教養部(鹿児島市鴨池町201)
11月28日(土)
開会の挨拶(102番教室,2:00 p.m.)会長 中島文雄
講演(102番教室,2:20-4:30 p.m.)司会 和田勇一
外山滋比古 シェイクスピアの目
宮内文七 シェイクスピア80年(-われらの修業と遍歴)
懇親会(5:30-7:30
p.m.)城山観光ホテル(鹿児島市新照院町)会費1,500円
11月29日(日)
研究発表(9:30-11 :30
a.m.)
第一室(20番教室)司会 富原芳彰
大島芳材 Venus and
Adonis の主題をめぐって
山内良樹 Shylock と Barabas
司会 村岡 勇
内藤健二 Lear's
Shadow
日高八郎 D. H. Lawrence
の Shakespeare
観について
第二室(22番教室)司会 笹山 隆
野崎睦美 劇作家としての
Marston
黒川高志 Marlowe's Dualism
in Tamburlaine the Great (Part I)
司会 大山敏子
日野さち子 The Religiously
Devoted Women in Shakespeare's Drama
平岩紀夫 Shakespeare
と
Don-Quixote──Janus
の二顔
第三室(30番教室)司会 小田島雄志
荒川光男 ルネッサンス期の魔術──Greene,
Marlowe, Shakespeare の手法
丸田 敬 Hamlet
の女性
- 司会 西島 正
大塚定徳 Richard II
の獄中独白とHenry IV
の世界
二宮専道 T.S. Eliot
の Hamlet
論
パネル・ディスカッション(102番教室,1:00-4:00 p.m.)司会 中野里皓史,問題提起者 大場建治・尾崎寄春・小畠啓邦 Shakespearean Comedy──Twelfth Night を中心に
閉会の挨拶(102番教室,4:00 p.m.)後藤武士
=========================== 第10回 シェイクスピア学会 ===========================
【三十年小史に記録なし】
=========================== 第11回 シェイクスピア学会 ===========================
1972年10月28日(土)
29日(日),会場 愛媛大学教育学部(松山市文京町3)
10月28日(土)
開会の挨拶(13:30,大講義室)会長 中島文雄
パネル・ディスカッション(14:00-17:00,大講義室)司会 笹山 隆,発言者 柴田稔彦・野崎睦美・玉泉八州男 ジョンソン喜劇の変容と発展
懇親会(17:30-19:30,伊予鉄会館五階ホール) (松山市大街道三丁目)会費2,000円
10月29日(日)
研究発表(9:30-12:00)
T 第一室(202教室)司会 山田昭広
上島建吉 シェイクスピアと恐怖
水落一朗 語彙からみた King
John の世界
司会 八木 毅
伊形 洋 ハムレットの一性格
安西徹雄 The Forest of Arden
Revisited: As You Like It, Pastoralism
II 第二室(203教室)司会 西島 正
中村匡克 シェイクスピアにおける宗教的位相──キリスト教的なものをめぐって
尾崎寄春 A Midsummer
Night's Dream の方法
司会 宮内文七
本堂正夫 The Revenger's
Tragedy の文体について──Hamlet とMacbeth の monologue との比較において
Peter Milward A kind of merry fooling──The Tempest
III 第三室(204教室)司会 児玉久雄
猪股武雄 『ヴェニスの商人』法廷の場の劇構成について
的場淳子 On B. Shaw's "On
Cutting Shakespear"
司会 三神 勲
青木啓治 『へンリー四世』と『へンリー五世』を結ぶもの
岡本成践 Shakespeare
時代の散文作家──Thomas Delony
について
IV 第四室(104教室)司会 富原芳彰
日浅和枝 Shakespeare
と conventional
formula
喜志哲雄 ドライデンとシェイクスピア
司会 水田 厳
内藤健二 エリザベス朝文学における一つの英雄観
中条和夫 Beaumont and Fletcher
の芝居
特別講演(13:00-15:30,大講義室)司会 村岡 勇
小津次郎 Shakespeare their
Contemporary
松平千秋 ギリシア人と悲劇
閉会の挨拶(15:30,大講義室)中村 有
=========================== 第12回 シェイクスピア学会 ===========================
1973年11月10日(土)
11日(日),会場:山口大学教育学部(〒753山口市大字吉田1677-1)
11月10日(土)
開会の挨拶(14:00, 21番教室)会長 中島文雄
パネル・ディスカッション(14:15-17:15,21番教室)司会 大山俊一,発言者 蛙原 啓・岩崎宗治・北川垂男・大場建治・柴田稔彦 70年代の
Shakespeare 批評
懇親会(18:00-20:00,山泉荘ホール) (山口市湯田温泉3丁目)会費
2,500円
11月11日(日)
研究発表(9:30-12:00)
第一室(22番教室)司会 安東仲介
増田 勉 Hamlet
における劇構成
金武美代子 The Role of Macduff
in Shakespeare's Macbeth
司会 村岡 勇
加藤定秀 Barabas の悲劇
川崎淳之助 ギーズ公と『パリの大虐殺』
第二室(23番教室)司会 小田島雄志
高村忠明 Women Beware
Women──Middleton
における irony
の意味
服部隆一 Troilus and
Cressida:人間の仕種・心・言葉の自由と真実
司会 中条和夫
田中 晋 シェイクスピアのロマンス劇における「時」の性格
青山誠子 King Lear
以後
第三室(24番教室)司会 笹山 隆
新谷忠彦 『モルフィ公爵夫人』におけるファーディナンドの狂気
川地美子 Antonio's
Revenge 試論
司会 西島 正
近内トク子 Shakespeare
の端役──習作時代から中期までの作品をめぐって
平岩紀夫 シェイクスピアと当時の親子問題劇
特別講演(13:00-15:30,21番教室)司会 菅 泰男
倉橋 健 Shakespeare
における人生は芝居ということ
桝井迪夫 Chaucer の表現から Shakespeare の表現へ
閉会の挨拶(15:30,21番教室)水田 巌
=========================== 第13回 シェイクスピア学会 ===========================
1974年10月12日(土)
13日(日),会場 北海道大学文学部(〒060札幌市北区北9条西7丁目)
10月12日(土)
開会の挨拶(13:30) (法8番教室)会長 中島文雄
パネル・ディスカッション(14:00-17:00) (法8番教室)司会 柴田稔彦 発言者 大場建治・喜志哲雄・服部隆一 シェイクスピアの問題劇
懇親会(18:00-20:00)会場:サッポロビール園(札幌市東区北6条東9丁目)会費 2,500円
10月13日(日)
研究発表(9:30-12:00)
第一室(101番教室)司会 藤田 実
金子雄司 "Not to-day, 0 Lord!
0 not to-day"──Henry V について
峯田英作 Richard II
の世界
司会 八木 毅
黒川樟枝 Webster の The White
Devil──復讐悲劇から性格悲劇ヘ
平岩紀夫 Tourneur の The Revenger's Tragedy
に於ける形而上的グロテスク
第二室(105番教室)司会 小田島雄志
清水豊子 Shakespeare
悲劇における狂気の観念と構造──King Lear を中心に」
平松秀雄 King Lear
における愛
- 司会 村岡 勇
渡辺喜之 「歴史劇」から「悲劇」への道
黒川高志 Dr. Faustus
と
Macbeth──ambition-plot の展開
第三室(107番教室)司会 志子田光雄
中島 弘 シェイクスピア:文学的精神その一面──『ハムレット』を中心に
山田直道 『ハムレット』論
司会 日高八郎
山田耕士 Robert Greene
と Theatrum
Mundi
児玉久雄 シェイクスピア舞台での「気絶」
講演(13:30-15:30) (法8番教室)司会 三神 勲
安東仲介 中世英国劇における二,三の問題
富原芳彰 シェイクスピア悲劇の低音
閉会の挨拶(15:30) (法8番教室)本堂正夫
=========================== 第14回 シェイクスピア学会 ===========================
1975年10月18日(土)
19日(日),会場 大谷女子大学文学部(〒584大阪府富田林市錦繊志学台)
10月18日(土)
開会の挨拶(13:30) (商館C教室)会長 小津次郎
パネルディスカッション(14:00〜17:00)
(商館C教室)司会(兼発言者) ピーター・ミルワード 発言者 岩崎宗治・藤田 実・安西徹雄 Nature in King Lear
懇親会(17:30-19:30)会場:大谷女子大学成光館 会費: 3,000円
10月19日(日)
研究発表(9:30112:00)
第一室(商館A教室)司会 児玉久雄
河内賢隆 Love's Labour's
Lost の
Antanaclasis について
野谷 士 Emilia 対 Desdemona──Shakespeare の女性観をめぐって
司会 倉橋 健
金城盛紀 Coriolanus:
Heart of Shield 悲劇
菅 泰男 Coriolanus
第二室(商館B教室)司会 喜志哲雄
三枝幸雄 『トロイラスとクレシダ』──その戯曲形式を中心に
石田 久 Chapman の Tragic Vision──「2つの D'Ambois 劇をめぐって
司会 中条和矢
山下 浩 The White
Devil (Ql, 1612)の植字工再検討──King Lear(Ql,1608)とRobert Armin: The Two Maws of Moreclack(Q, 1609)との関連において
平岩紀夫 'solid flesh'
と 'sullied
flesh'
第三室(商館D教室)司会 尾崎寄春
山岸政行 King Lear
における救済について
伊達壽曠 King Lear
の幕切れ
司会 藤井治彦
服部悠紀子 サー・トーマス・ワイヤットからシェイクスピアヘ── 'Chaunce', 'Change' and 'Time'
田村一郎 シェイクスピアのソネットに於ける言葉の裏切り
講演(13:30〜15:30) (商館C教室)司会 中野里皓史
笹山 隆 シェイクスピアにおけるドラマの形態
高階秀爾 ルネッサンスの市民精神
閉会の挨拶(15:30) (商館C教室)成田龍雄
=========================== 第15回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和51年10月16日(土)17日(日),所・京都外国語大学(京都市右京区西院笠目町6)
10月16日(土)
開会の挨拶(13:30)(7号館4階講堂)会長 小津次郎
パネル.ディスカッション(14:00-17:00)(7号館4階講堂)司会 喜志哲雄 発言者 尾崎寄春・高橋康也・藤田 実 エリザベス朝演劇における劇中劇の問題
懇親会(17:30)会場:新ハマムラ本館(市電東山線安井電停西入ル)会費:4,000円
10月17日(日)
研究発表(19:30-12:00)
第一室(8号館3階834)司会 金城盛紀
依田義丸 Macbeth
の悲劇性
村上淑郎 自らを破壊する主人公たち──へレナ,ハムレットその他
司会 木村俊夫
斎藤 衞 Othello
とthe Phoenix
and the Turtle──'tragic' の意味するもの
松元 寛 King Lear
の意味
第二室(8号館4階843)司会 姥原 啓
大熊 栄 『ソネット』論
佐久間直子 アマチュア道化
Hamlet
司会 志子田光雄
磯部初枝 Sidney の二つの Arcadia
第三室(8号館4階844)司会 大場建治
水崎野里子 シェイクスピアにおける劇中劇
鈴木英夫 Masque 研究の諸問題
司会 小林 稔
岡本靖正 ジェイムズ朝悲劇の〈知〉の構造
特別講演(13:30-15:30)(7号館4階講堂)司会 菅 泰男
山崎正和 演技と人生
G. K. Hunter Romans and Countrymen: Henry V and Julius
Caesar
閉会の挨拶(15:30)(7号館4階講堂)福田 勗
=========================== 第16回 シェイクスピア学会 ===========================
時:昭和52年10月15日(土) 16日(日),所:東北大学(仙台市川内)
10月15日(土)
開会の挨拶(13:30) (法1番教室)会長 小津次郎
パネル・ディスカッション(14:00-17:00)(法1番教室)司会 玉泉八州男,発言者 村上淑郎・野崎睦美・中条和夫・ディスカッサント 笹山 隆 ジェイムズ朝演劇とは何か
懇親会(17:30)会場:艮陵会館(仙台市広瀬町3-34)会費:4.000円
10月16日(日)
研究発表(9:30-12:00)
第一室(法3番教室)司会 田村一郎
桜井正一郎 シェイクスピアソネットの結句
小谷洋一 「黒婦人ソネット」論
司会 鈴木善三
平 善介 George Gascoigne
と Sir Walter
Ralegh
第二室(文教大講義室)司会 岡本靖正
今村ミキ子 『マクベス』と劇の技法
栗原 裕 シーザーが自分を「シーザー」というとき
司会 斎藤 衞
瓜生善美 『ソネット集』における
"self-deception" の意識について
金城盛紀 Othello:愛──その収斂と拡大
第三室(文大講義室)司会 本堂正夫
高橋昭三 説得を巡る論理と二重構造
山田耕士 ロバート・グリーンの悲劇感覚
司会 柴田稔彦
今井佐智子 『あらし』──狂言廻しのドラマ
正木恒夫 キャリバン──「異文化接触」のシェイクスピア的方法
特別講演(13:30-15:30) (法1番教室)司会 村岡 勇
西村貞二 マキァヴェリとイギリス・ルネサンス
Samuel Schoenbaum In Search of
Shakespeare
閉会の挨拶(15:30) (法1番教室)加藤 孝
=========================== 第17回 シェイクスピア学会 ===========================
1978年10月7日(土)
8日(日)信州大学教養部(松本市旭3-1-1)
10月7日(土)
開会の挨拶(13:30,20番教室)会長 小津次郎
パネル・ディスカッション(14:00-17:00.20番教室)司会 斎藤 衛,発題者 尾崎寄春・金子雄司・岡本堵正 Shakespeare における"Sources" の諸問題
懇親会(17:30)会場:ウエストンホテル(松本市浅間温泉)会費:
4,000円
10月8日(日)
研究発表(9:30-12:00)
第一室(24番教室)司会 喜志哲雄
加藤行夫 シェイクスピア劇のスポットライト──観客の視野、その内と外」
小林昌夫 Shakespeare
劇における scene
の論理
司会 川西 進
岡村俊明 Venus and
Adonis におけるキスと野猪について
百瀬 泉 'readiness'
と
'ripeness'──シェイクスピア的characterization の一考察
第二室(25番教室)司会 川崎淳之助
佐々木昇二 バラバスの二つの役割──『マルタ島のユダヤ人』について
鳥居忠信 『マルタ島のユダヤ人』に於けるマーロウの作劇術
司会 大阪大学教授 藤田 実
甲斐寛美 シェイクスピアのロマンス劇──個かジャンルか
青山誠子 Measure for
Measure の Isabella
再考
第三室(26番教室)司会 岩崎宗治
西沢康夫 『ハムレット』における人間関係の三つの水準
宮崎慎一 Banquo の一考察
司会 柴田稔彦
青木和夫 『アントニーとクレオパトラ』における両義性と逆説
吉富 栄 Antony and
Cleopatra にみるローマ的要素とエジプト的要素の対立
特別講演(13:30-15:30,20番教室)司会 中条和夫
山田昭広 エリザベス時代の演劇の背景
Robert Hapgood The Presence of
Shakespeare──The Roles
of the Playwright
閉会の挨拶(15:30,20番教室)両角克夫
=========================== 第18回 シェイクスピア学会 ===========================
1979年10月13日(土)
14日(日),熊本大学文学部(熊本市黒髪2-40-1)
10月13日(土)
開会のことば(13:30,233番教室)会長 小津次郎
挨拶 岳中典男
研究発表(14:00-17:00)
第一室(123番教室)司会 志子田光雄
水崎野里子 『間違いの喜劇』の系譜
谷川二郎 Love's Quaternity in
Shakespeare's Early Comedies
司会 笹山 隆
矢島直子 ロザリンドのエピローグ
藤田 実 シェイクスピアの喜劇の造型──『お気に召すまま』の場合
第二室(124番教室)司会 桜井正一郎
蒲池美鶴 Prospero の役割の重層性
丸橋良雄 コントラストの妙──『ヴェニスの商人』にみられる喜劇的側面
司会 百瀬 泉
入江和生 歴史劇の概念を求めて
蛯原 啓 1 Henry VI
における Talbot
と Joan
第三室(211番教室)司会 村上淑郎
大橋洋一 僭称者の挑発──フォードの『パーキン・ウォーベック』について
鈴木英夫 Masque における音楽──Thomas Campion を中心に
(233番教室)司会 安東仲介
黒瀬 保 中世写本における運命の図像
懇親会(17:30)会場 熊本大学文学部会議室,会費1,500円
10月14日(日)
パネル・ディスカッション(9:30-12:30)第一部門(123番教室)司会 小林萬治,発題者 成田篤彦・田村一郎・今西雅章 Stephen Booth: Shakespeare's Sonnets (1977)
をめぐって
第二部門(124番教室)司会 柴田稔彦,発題者 上野美子・ナヲエ,タケイ,ダ,シルヴァ・内藤健二・八木 幹 Antony and Cleopatraを考える
特別講演(14:00-16:00 233番教室)司会 倉橋 健
中野里皓史 シェイクスピア的アイロニ一
木下順二 日本語でせりふを書く仕事について
閉会のことば(16:00 233番教室)倉橋 健
=========================== 第19回 シェイクスピア学会 ===========================
1980年10月11日(土)
12日(日),明星大学人文学部(日野市程入保337)
10月11日(土)
開会のことば(13:30 ト115番教室)会長 小津次郎
挨拶 児玉三夫
研究発表(14:00-17:00)第1室(ト220番教室)司会 前川正子
小沢 博 Viola をめぐる笑いとペーソス
佐久間直子 Poor
Lavatch──消えてゆくfool
司会 平田満男
浜名恵美 Venus and Adonis
再評価のために──文体論的アプローチ
蛯原 啓 1 Henry VI
における Talbot
と Joan
第2室(ト221番教室)司会 上野美子
佐々木昌子 Coriolanus──ジェイムズ朝のローマの悲劇
石川 実 Antony and
Cleopatra に見られる和解と蘇生のテーマ
- 司会 尾崎寄春
柴田文子 シェイクスピア劇に見る犠牲の構造──Ophelia と
Cressida の場合
小林 稔 エリザベス朝の愛の悲劇
第3室(1-120番教室)司会 八木 幹
三枝幸雄 Women Beware Women
における死
酒井正志 'Tis Pity She's a
Whore の特異性
- 司会 児玉久雄
藤井健夫 ルネッサンス演劇における低俗喜劇要素再考
Peter Milward The Use of Soliloquy in King Lear
懇親会(17:30)会場 大学会館(16号館)会費 2,000円
10月12日(日)
パネル・ディスカッション(10:00-13:00)第1部門(2-104番教室)司会 大場建治,講師 加藤行夫・高村忠明・入江和生・中本信幸・増見利清 The Winter's Tale をめぐって
第2部門(2-203番教室)司会 藤田 実、講師 布野修司・岡本靖正・安西徹雄 シェイクスピアの劇場空間
特別講演(15:00-16:00
1-115番教室)司会 柴田稔彦
中条和夫 シェイクスピアの本文
閉会のことば(16:00
1-115番教室)柴田稔彦
=========================== 第20回 シェイクスピア学会 ===========================
1981年10月17日(土)
18日(日),岡山大学教養部(岡山市津島中2-1-1)
10月17日(土)
開会のことば(13:30 207番教室)会長 小津次郎
挨拶 大藤 真
研究発表(14:00-17:00)第一室(212番教室)司会 中川 一
芝 史朗 歴史劇における 'conscience'
の役割──Richard
III と Henry
V
石田 久 Gorboduc
試論
- 司会 三神 勲
内藤健二 『冬の夜ばなし』における自然の観念
尾崎寄春 『ウインザーの陽気な女房』──シェイクスピアの citizen comedy
第2室(213番教室)司会 田村一郎
高田茂樹 エリザベス朝悲劇における個人の発見──『リチャード三世』のモラルとエートス
平田満男 エリザベス朝初期道徳劇の「悲劇」性
司会 本堂正夫
金城盛紀 Romeo and
Juliet──その愛
斎藤 衞 The Merchant of
Venice と King
John
第3室(214番教室)司会 瓜生善美
荒木正純 〈記号(テキスト)〉の〈劇/戯れ〉──シェイクスピア研究の方法
松岡和子 自己規定を生きる主人公たち──John
Ford 試論
司会 藤田 実
小塩トシ子 喜劇とmusica
mundana
前川正子 ショウの時代──ジェイムズ朝
懇親会(17:30)会場会議室(教養部D棟6階)会費 2,000円
10月18日(日)
パネル・ディスカッション(9:30-13:00 207番教室)司会 笹山 隆,講師 久保正彰・疲辺守章・岩崎宗治・野島秀勝・百瀬 泉・喜志哲雄・高田康成 Hamlet は悲劇か?
特別講演(14:30-15:30 207番教室)司会 中野里皓史
Stanley Wells Shakespeare's Art of Characterization
閉会のことば(15:30)中野里晴史
=========================== 第21回 シェイクスピア学会 ===========================
1982年10月23臼(土)
24日(臥奈良女子大学文学部(奈良市北魚屋西町)
10月23日(土)
開会のことば(13:30 大学会館2階大集会室)会長 小津次郎
挨拶 後藤和夫
研究発表(14:00-17:00)第1室(222教室)司会 伊達壽曠
飯田 操 Shakespeare
の romantic comedies
における気絶について
鹿島弘子 Grumio の設定と Katherina の変身
司会 山田昭広
志子田光雄 乳母の乳と
Juliet
玉泉八州男 演劇と企業家──1570年代中葉のエリザベス朝演劇を中心に
第2室(223教室)司会 石田 久
小林清衛 リチャード二世と王権
岡村俊明 フォルスタッフと笑い
司会 松元 寛
大島芳材 Macbeth
における picture
のイメージ──虚像と実像の働き
青山誠子 Shakespeare
と「バラドックス」──King
Lear からAntony
and Cleopatra へ
第3室(224教室)司会 大場建治
岡本靖正 シェイクスピア劇における〈観客の知〉
柴田稔彦 Shakespeare
喜劇における発見
司会 内藤健二
棚橋克弥 Imogen の変装
今西雅章 ベルモントという「緑の世界」で何が起ったか──『ヴェニスの商人』の一解釈
懇親会(17:30)会場 共済会館やまと(奈良女子大学正門より南東へ徒歩2分)会費 4,000円
10月24日(日)
パネル・ディスカッション(10:00-13:00 218教室)司会 高橋康也,発表者 大橋洋一・蒲池美鶴(高田康成に変更)・浜名恵美・山田由美子 『トロイラスとクレシダ』をめぐって
講演(14:30-15:30 218教室)司会 喜志哲雄
信多純一 近松研究の悩み
閉会のことば(15:30)喜志哲雄
=========================== 第22回 シェイクスピア学会 ===========================
1983年10月22日(土)
23日(日),新潟大学教養部(新潟市五十嵐ニノ町8050)
10月22日(土)
開会のことば(13:30 260教室)会長 小津次郎
挨拶 伊狩 章
研究発表(14:00-17:00)第1室(251教室)司会 青山誠子
蒲池美鶴 「ゆるやかに駆けよ夜の馬」──Doctor Faustus における引用の構造
山田直道 復讐劇としての『ジュリアス・シーザー』
──主典拠ブルタークの『英雄伝』との比較を通して
司会 平田満男
磯山甚一 Henry V
における 'true thing'
と 'mockery'
との区別について
水落一朗 『へンリー四世』について
第2室(253教室)司会 岡本靖正
鈴木利久 A Wood Comes toward
Dunsinane──Macbeth の精神的遍歴
春原正彦 愛の悲劇としての King
Lear──受身的愛を中心として
司会 笹山 隆
高田茂樹 『ハムレット』における表現と内的真実──その共存性様式をめぐって
山下 浩 Hamlet
のテキストと"Playhouse
Interpolations"
第3室(353教室)司会 大河内康行
市川真理子 シェイクスピア劇の台詞の構造
依田義丸 『シンベリン』でジュピターは何をしているのか
司会 尾崎寄春
金子雄司 パトロンとしての 'the great
variety of Readers'──Shakespeare First Folioを中心として
田村一郎 シェイクスピアのソネットの発想法──No.
LVII における
simulation-
懇親会(17:30)会場 大会議室(教養部C棟1階)会費 3,000円
10月23日(日)
パネル・ディスカッション(10:00-13:00 260教室)司会 村上淑馳 討論者 柴田稔彦・正木恒夫 シェイクスピア喜劇における〈発見〉について
講演(14:30-15:30 260教室)司会 富原芳彰
佐伯彰一 自伝のなかのシェイクスピア
閉会のことば(15:30)富原芳彰
=========================== 第23回 シェイクスピア学会 ===========================
1984年10月19日(金)
20日(土)清水女子大学(長崎市東山手町1番50号)
10月19日(金)
開会のことば(13:30 大講堂)会長 小津次郎
挨拶 石井次郎
研究発表(14:00-17:00)
第1室(51講義室)司会 八木 幹
中司雅謙 人形劇と宴──Bartholomew
Fair の終り万
上坪正徳 メタファとしてのメランコリー──ロバート・パートンを中心に
司会 岩崎宗治
今西雅章 演技・劇中劇・時間意識──Macbeth における scenic form をめぐって
Peter Milward The Function of the Chorus in Henry V
第2室(62詩議室)司会 丸田 敬
高月麗子 ハムレット像の成立
吉富 栄『コリオレイナス』に見る名誉回復のテーマ
司会 村上淑郎
楠 明子 The Devil's
Law-Case:女性論争の観点からの一考察
安西徹雄 シェイクスピア喜劇における「発見」再論
第3室(63講義室)司会 栗駒正和
藤田玲子 John Lyly
の 'Euphuism'
の劇的展開について
鈴木英夫 Thomas Champion
の Masques の音楽に見る詩と音楽の関係
司会 百瀬 泉
斎藤 衞 King John
と悲劇
青木啓治 King John
における便宜主義とアイロニー
第4室(72講義室)司会 瓜生善美
坂本っや子 道化は誰か──Ford
の Perlkin
Warbeck をめぐって
川井万里子 マニエリスムとしての『復讐者の悲劇』
司会 田村一郎
村井和彦 牢獄としての世界──The
Tempest 解明の試み
櫻井正一郎 二つの『あらし』
懇親会(17:30)会場 長崎東急ホテル(市内南山手町1番18号)会費4,000円
10月20日(土)
パネル・ディスカッション(10:00-13.・00 大講堂)司会 岡本靖正,講師 大橋洋一・加藤行夫・小林昌夫,ディスカッサント玉泉八州男 観客論の現在
講演(14:00-15:00 大講堂)司会 尾崎寄春
柴田稔彦 シェイクスピア劇のソースとは何か
閉会のことば(15:00)尾崎寄春
=========================== 第24回 シェイクスピア学会 ===========================
1985年10月12日(土)
13日(日),富山大学(〒930富山市五福3190)
10月12日(土)
開会のことば(13:30 教養部4番教室)会長 小津次郎
挨拶 大井信一
研究発表(14:00-17:00)
第1室(教養部8番教室)司会 上野美子
正岡和恵 As You Like It
のバストラリズム
- 佐々木充 『真夏の夜の夢』と月のフォークロア
司会 大河内康行
大橋洋一 名前の掟──『ジュリアス・シーザー』における
熊谷次紘 円熟期喜劇における恋人達のコンシート
第2箋(教養部9番教室)司会 志子田光堆
村主幸一 courtesy books
と
Shakespeare
今井佐智子 ハムレット──行動する主人公
司会 岡本靖正
小沢 博 『フォースタス博士』のバラドックス
松井明子 ジョンソンとファンタジー──1617年の二つの仮面劇について
第3室(教養部216番教室)司会 成田篤彦
小関恵美 Shakespeare's Sonnet
20 における錬金術的シンポジウムについて
鈴木 聡 手紙と遺書:『ルクリースの凌辱』論
司会 岩崎宗治
市居米子 リア不在の意味
Robin Hughes "And new philosophy calls all in doubt": notes on King
Lear
懇親会(17:30)会場富山ステーションホテル(富山市宝町1-4-1)会費 3,000円
10月13日(日)
パネル・ディスカッション(9:30-12:30教養部4番教室)司会・尾崎寄春 講師 今西雅章・蒲池美鶴・青山誠子 シェイクスピアの恋愛悲劇──Romeo and Juliet・Troilus and
Cressida・Antony
and Cleopatra
講演(13:30-15:30教養部4番教室)司会・安東伸介
喜志哲雄 観劇行為と観劇体験
M・C・ブラッドブルック London Theatres in Shakespeare's Day
閉会のことば(15:30)安東伸介
=========================== 第25回 シェイクスピア学会 ===========================
1986年10月11日(土)
12日(日),名古屋大学(〒464名古屋市千種区不老町)
10月11日(土)
開会のことば(13:30経済学部第1講義室)会長 小津次郎
挨拶 飯島宗一
研究発表(14:00-17:00)
第1室(経済学部第2講義室)司会 川崎淳之助
門野 泉 ノヴィス・イザベラ──三つの試練を通して
山口和世 『以尺報尺』における「取り消し」の構図
司会 柴田稔彦
太田一昭 『尺には尺を』──演技する治者をめぐって
藤田 実 パフォーマンスとしての『じゃじゃ馬ならし』
第2室(経済学部第3講義室)司会 川崎寿彦
篠崎 実 『ハムレット』と劇場の近代
太田耕人 『ロミオとジュリエット』の記号論──パラテクストの視点から
司会 中條和夫
鈴木繁夫 『マクベス』と時間
細川 眞 Twelfth Night
における Disguise
の二面性
第3室(法学部第3講義室)司会 笹山 隆
滝川 睦 シャリヴァリと熊いじめ──Epicoene について
酒井正志 The Duchess of
Malfi 再考──観客の立場から
- 司会 菅 泰男
坂本つや子 〈lord〉なるものを巡って──Chapman の The Revenge of Bussy
D'Ambois 研究
内藤健二 Edmund における nature
懇親会(17:30)会場 愛知厚生年金会館(名古屋市千種区地下町2-63)会費 4,500円
第2日
パネル・ディスカッション(10:00-13:00 経済学部第1講義室)司会・ 前川正子,講師 陣内秀信・川島昭夫・玉泉八州男 ルネサンス都市の祝祭空間──シェイクスピア時代のロンドンを中心に
講演(14:00-15:00 経済学部第1講義室)司会 岩崎宗治
アン・バートン Shakespearean
Comedy and the Naming of Parts
閉会のことば(15:00)大場建治
=========================== 第26回 シェイクスピア学会 ===========================
1987年10月9日(金)
10日(土・祝日)神戸女学院大学(〒662西宮市岡田山4-1)
10月9日(金)
開会のことば(14:00 講堂)会長 小津次郎
挨拶 岡本道雄
研究発表(13:30-17:00)
第1室(デフォレスト記念館206教室)司会 金城盛紀
中野春夫 歴史劇再考──『リチャード三世』から『リチャード二世』への連続性
佐々木 充 エアリエルの起源と錬金術
司会 中條和夫
山田昭広 印刷者クリードとシェイクスピア作品を含む戯曲の印刷
第2室(デフォレスト記念館207教室)司会 高村忠明
芝 史朗 "this great
miracle"──Pericles 再考
- 朝原早苗 ポーシャとエリザベス朝の女性像
司会 尾崎寄春
入江和生 『間違いの喜劇』の成立
第3室(デフォレスト記念館208教室)司会 上坪正徳
大島久雄 Marlowe と Shakespeare の物語詩における火炎のイメジャリー
山田由美子 Jonson の The Staple of
News──鉄の時代の神話造り
司会 喜志哲雄
田中雅男 『リア王』──テートからギャリックヘ
懇親会(18:00)会場 大阪弥生会館(〒530大阪市北区芝田2-4-53)会費5,000円
10月10日(土・祝日)
パネル・ディスカッション(9:00-12:30 講堂)司会 出淵 博,講師 高田茂樹・高田康成・斎藤 衞 シェイクスピアと現代批評──New Historicism,その他
講演(13:30-15:30 講堂)司会 藤田 実
玉泉八州男 シェイクスピアの興行意識──'their
contemporary' の近代性
内垣啓一 シェイクスピアの変貌──ドイツの場合
閉会のことば(15:30)藤田 実
=========================== 第27回 シェイクスピア学会 ===========================
1988年10月15日(土)
16日(日),福島大学(〒960-12 福島市松川町浅川字直道2)
10月15日(土)
開会のことば(13:30 L-4教室)会長 小津次郎(会長代行 大場建治に変更)
挨拶 山田 舜
研究発表(14:00-17:00)
第1室(M-21教室)司会 大橋洋一
小菅隼人 男装と「世界劇場」──『十二夜』におけるヴァイオラの特殊性
渋谷義彦 逆境にもめげず──As You
Like It の一考察
- 司会 平田満男
服部隆一 『じゃじゃ馬ならし』の英語に始まるもの
伊達壽曠 喜劇の構成の手法──Much Ado
About Nothing の場合
第2室(M-22教室)司会 村上淑郎
杉井正史 『尺には尺を』の喜劇的構造について
新谷忠彦 『尺には尺を』──ヴィンセンシオーの変装(病気にて欠席)
司会 高田康成
河合祥一郎 シェイクスピア喜劇における従者の原型
Simon Rees Shakespeare's Logic
第3室(M・23教室)司会 渡辺喜之
下館和巳 ゴンドラの愛──『オセロ』における水と網のイメジャリ
春原正彦 もし Othe11o
が Desdemona
を殺す前に接吻しなかったら
司会 今西雅章
David Roberts Names and Naming in Macbeth
- 大塚定徳 マミリアスの死
第4室(M-24教室)司会 野崎睦美
井出 新 ジョンソンの気質喜劇と体液理論
佐々木俊彦 Jonson の The Magnetic Lady
と「和解」の磁場
- 司会 尾崎寄春
中村裕英 The White
Devil における女性について
岡 三郎 'Comparative
Narratology' からみる John
Webster の Appius
and Virginia
懇親会(18:00)会場 福島グリーンパレス(福島市太田町13-53)会費5,000円
10月16日(日)
パネル・ディスカッション(10:00-13:00 L-4教室)司会 中條和夫,講師 安西徹雄・岡本靖正・柴田稔彦・山下 浩 新オックスフォード版『シェイクスピア全集』出版の意味
講演(14:00-15:00 L-4教室)司会 志子田光雄
藤田 実 シェイクスピア的発想
閉会のことば(15:00)志子田光雄
=========================== 第28回 シェイクスピア学会 ===========================
1989年10月13日(金)
14日(土),四国学院大学(〒765香川県善通寺市文京町3-2-1)
10月13日(金)
開会のことば(13:30 聖恵館)会長 高橋康也
挨拶 中国康夫
会員フォーラム(14:00-14:30)
研究発表(14:30-17:30)
第1室(421教室)司会 正木恒夫
前沢浩子 劇場戦争とハムレットの演劇論
市川真理子 シェイクスピア劇における人物の登場と退場
司会 岩崎宗治
桑子順子 『スペインの悲劇』の復讐者をめぐる狂気について
Peter Robinson Lucrece: 'a dearer thing than
life'
第2室(246教室)司会 金子雄司
星野立子 シェイクスピアの一変秦──パステルナークの訳業について
市川裕見子 スタンダールにおける『オセロウ』
司会 楠 明子
佐野隆弥 『ロミオとジュリエット』──台詞の修辞とダイナミズム
高田茂樹 『オセロウ』──共犯の構図
第3室(423教室)司会 岡田孝雄
小野俊太郎 「服従の演説」とダブル・プロット
飯田 操 シェイクスピアのロマン的喜劇におけるメッセンジャーについて
司会 松元 寛
徳見道夫 『シンベリン』──家父長制再生の構図
内藤健二 What was Caliban's
Language?
懇親会(18:30)会場 オークラホテル丸亀(丸亀市富士見町3-3-50)会費5,000円
10月14日(土)
パネル.ディスカッション(10:00-13:00 聖恵館)司会・講師 上野美子,講師 高田康成・土岐知子・大橋洋一 ルネサンスのパストラル
講演(14:00-15:00 聖恵館)司会 笹山 隆
Philip Edwards Brows of Grace
閉会のことば(15:00)笹山 隆
=========================== 第29回 シェイクスピア学会 ===========================
1990年10月20日(土)
21日(日),弘前大学(〒360青森県弘前市文京町1)
10月20日(土)
開会のことば(13:30 教養部17番教室)会長 高橋康也
挨拶 東野修治
会員フォーラム(14:00-14:30)
研究発表(14:30-17:30)
第1室(人文学部 404番教室)司会 山下 浩
住本規子 へンリー六世劇成立をめぐって
野上勝彦 A Bibliographical
Study of John Ford's The Lady's Trial
司会 内藤健二
芝 史朗 Hamlet と "modesty"
Peter Milward The Politics of Portia
第2室(人文字郎 305番教室)司会 志子田光雄
笠原誠也 ハムレットの復讐
浜田志保子 『ハムレット』における情念──手法的視点からの考察
司会 今西雅章
佐々木 充 マクベスのエピファニー──悪夢の構造におけるアポロンイメージ
田口孝夫 マーロウの羊飼い異聞──もう一つの伝統
第3室(人文学部 401番教室)司会 柴田稔彦
境野直樹 喜劇の抑圧/抑圧の喜劇──Measure for Measure をめぐって
柴田正樹 同一性,非同一性,ずれ──『冬物語』試論
司会 青山誠子
丸木陽子 エリザベス朝の女性観客1575年-1642年
三盃隆一 『スペインの悲劇』の劇空間
懇親会(181.00)会場 ホテル・ニューキャッスル(〒036 弘前市上鞘師町24-1)会費 6,000円
10月21日(日)
パネル・デイスカツション(10:00-13:00教養部17番教室)司会 加藤行夫 講師 浜名恵美・鈴木 晶・本橋哲也・末廣 幹 ルネサンスの民衆文化とシェイクスピア
講演(14:00115:00 教養部17番教室)司会 玉泉八州男
岩崎宗治 Visions and
Revisions──シェイクスピアと「歴史」
閉会のことば(15:00)玉泉八州男
=========================== 第30回 シェイクスピア学会 ===========================
1991年11月16日(土)
17日(日),明治学院大学(〒108東京都港区白金台2-37)
11月16日(土)
開会のことば(13:30 3号館 321番教室)会長 高橋康也
挨拶 大場建治
臨時総会(14:00-15:00)
研究発表(15:00-18:00)
第1室(本館 40番教室)司会 大河内康行
小林潤司 Shakespeare
劇における「不誠実」な報告者たち
石塚倫子 As You Like It
における儀礼と変容
司会 百瀬 泉
石橋敬太郎 過渡期の政治体制──Richarld II における権力の中心化と崩壊のプロセス
太田一昭 Richard II
と Essex 伯反乱事件
第2室(本館 30番教室)司会 今井佐智子
頼母木孝子 『冬物語』における女性
岩永弘人 変容する女神──『ペリクリーズ』のダイアナ
司会 斎藤 衞
新谷忠彦 『あらし』──「許し」の場から
朱雀成子 Miranda's
Part──The
Tempest 論
第3室(本館 20番教室)司会 尾崎寄春
木原文子 A Trick to Catch
the Old One から見たミドルトンの演劇作法
村主幸一 魔女と双子──『モルフイ公爵夫人』の復讐
司会 前川正子
Stephen H. Brown Acceptable Re-visions──The Porter Scene in
Macbeth
河本伸聖 タイモンの森
懇親会(18:30)会場 都イン・東京(〒108 東京都港区三田3-7-8)会費6,500円
11月17日(日)
パネル・ディスカッション(10:00-13:00 3号館 321番教室)司会 川西 進,講師 成田篤彦・櫻井正一郎・高松雄一 シェイクスピアの詩──"A Lover's Complaint" を中心に
講演(14:00-15:00 3号館 321番教室)司会 村上淑郎
渡辺 保 日本化されたシェイクスピア
閉会のことば(15:00)村上淑郎
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第31回 シェイクスピア学会 ===========================
1992年10月24/25日、山梨英和短期大学(〒400甲府市愛宕町360)
10月24日(土) 13・30【プリンバンク・ホール】 開会の辞 会長 高橋康也 挨拶 山梨英和短期大学長 小菅東洋 総会・フォーラム 14・30 講演【プリンバンク・ホール】 司会:昭和女子大学教授 高橋康也 スウェーデン国立劇場専属演出家兼俳優
Peter Stormare On
Hamlet 15.40−18.30 研究発表 第1室【2203教室】 司会:桜美林大学教授 武井ナヲエ 1
共愛学園女子短期大学講師 John Zaszczurynski:Solve et Coagula in Shakespeare's
Antony and Cleopatra 2 筑紫女学園短期大学謙師 吉原ゆかり Measure for
Measureの冶金学 司会:梅光女学院短期大学教授 朱雀成子 3 福井大学助教授 大島久雄 『リチャード三世』――罪と良心の葛藤のドラマ 4 立教女学院短期大学教授 浜名恵美 ナショナリズムとフェミニズム――『ヘンリー六世・第1部』におけるジャンヌ・ダルク表象の問題 第2室【2206教室】 司会:法政大学教授 小谷洋一 1 早稲田大学非常勤講師 冬木ひろみ 『お気に召すまま』における牧歌の変容 2 帝京大学講師 大野雅子 反復の詩学――シェイクスピア『ソネット集』について 司会:名古屋大学教授 山田耕士 3 筑波大学大学院博士後期課程 末廣幹 "And
left them more rich for what they
yielded"−『冬物語』における身体と経済 4 同志社大学講師 勝山貴之 Samuel
DanielのPhilotasとEssex反乱事件 第3室【2207教室】 司会:独協大学教授 山田玲子 1 京都工芸繊維大学講師 澤浦博 『終わりよければすべてよし』における喜劇的復讐 司会:中央大学教授 金子雄司 2 東京大学大学院博士後期課程 大矢玲子 劇場人,書籍商と後援者たち――シェイクスピア第1・2折本をめぐって 司会:津田塾大学助教授 村上健 3 三重大学医療技術短期大学部講師 坂本つや子 George
ChapmanのThe Tragedy of Caesar and
Pompeyについて――登場人物らの外界とのかかわりかたを中心として 4 山梨英和短期大学外人教師 Wayne Silka The
Boys East and West:A Study of Female Impersonation in Tokugawa Japan and
Elizabethan
England 18.50 懇親会 会場:古名屋ホテル(甲府市中央1-7-15) 会費:6,000円 10月25日 9.30−11.30 セミナー1【2201教室】 シェイクスピア悲劇における喜劇的なるものの意味−−四大悲劇(Antony
and Cleopatraを含む)を中心に 司会:関西学院大学教授 笹山隆
メンバー:井上彰(北陸大学)甲斐寛美(武蔵野女子大学)小菅隼人(山脇学園短期大学)松下秀峰(大分大学)大島久雄(福井大学)佐藤達郎(慶應大学大学院博士後期課程)清水徹郎(東京工業大学)谷川二郎(熊本大学)頼母木孝子(神奈川大学)由井芳樹(東京大学大学院博士後期課程) セミナー2【2202教室】 The
Tempestと新大陸−テキストとコンテキスト 司会:筑波大学助教授 荒木正純
メンバー:岩尾龍太郎(西南学院大学)正木恒夫(大阪外国語大学)大橋洋一(学習院大学)小野俊太郎(成城大学)太田一昭(九州大学)境野直樹(仙台電波工業高等専門学校)富山太佳夫(成城大学) コメンテイター:高橋康也(昭和女子大学) セミナー3【2203教室】 Ben
Jonson:Bartholomew Fairを読む 司会:東京工業大学教授 玉泉八州男
メンバー:新谷忠彦(明治学院大学)中条和夫(関西学院大学)井出新(東洋英和女学院短期大学)中村裕英(広島大学)野崎睦美(東京工業大学)篠崎実(東京工業大学)鈴木美智子(東京大学大学院博士後期課程)山田由美子(大阪市立大学) セミナー4【2204教室】 M.C.Bradbrookと20世紀シェイクスピア批評 司会:南山大学教授 岩崎宗治
メンバー:稲生幹雄(愛知淑徳大学)前川正子(津田塾大学)Peter
Milward(上智大学)百瀬泉(中央大学)中谷喜一郎(広島大学)酒井正志(中京大学)佐藤貞夫(西南女学院短期大学)田口孝夫(大妻女子大学) 11.45 講演・【プリンバンク・ホール】 司会:東京学芸大学教授 岡本靖正 明治学院大学教授 大場建治 シェイクスピアの贋作 12.45−14.00 昼休み【楓ホール】 14.00 シムポジウム【プリンバンク・ホール】 シェイクスピアをどのように教えるか 司会:明治大学教授 内藤健二 シムポジアスツ:神戸女学院大学教授 金城盛紀、学習院大学助教授 大橋洋一、フェリス女学院大学教授 小塩トシ子、西南学院大学教授 八木幹 16.00
閉会の辞 岡本靖正
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第32回 シェイクスピア学会 ===========================
1993年10月16/17日、甲南大学(〒658 神戸市東灘区岡本8−9−1)
10月16日(土) 13.00[813大講義室] 開会の辞 日本シェイクスピア協会会長 高橋康也 挨拶 甲南大学 湯浅一経 学長 臨時総会・フォーラム 14.00 講演・[813大講義室] 司会:大阪大学教授 藤田 実 大阪大学教授 川北 稔 再婚する寡婦・自立する寡婦――近世ロンドンの女性と家族 内容:近世(16・17世紀)のロンドンが、既に工業化以後の大都市の社会と同様の社会になっていたのではないかという推定を、家族史と女性の職業状況、特に寡婦の生きざまを通じて、論ずる。その背景として、近年大発展を遂げた家族史・ライフサイクル史の成果の一端にも触れる。 15.30〜17.40 研究発表 第1室[822講義室] 司会:東京大学教授 高村忠明 1.
プール学院短期大学講師 李 春美 ハルと放蕩の主題 2.
九州大学助教授 太田一昭 『へンリー四世・第2部』4つ折本欠落行の意味するもの 司会:大阪外国語大学教授 正木恒夫 3.お茶の水女子大学大学院博士後期課程 山田寛子
交換、混同、渾沌――『間違いの喜劇』における受容と理解 4.九州大学助教授 徳見道夫
『ペリクリーズ』におけるGower 第2室[823講義室] 司会:東京工業大学教授 野崎睦美 1. 関西大学非常勤講師
青木由美子 『トロイラスとクレシダ』にみる「不変なるもの」と「感覚」 2. 立教大学大学院博士後期課程 伊勢村定雄
グロテスク化するものとしてのリア 3.宮城学院女子大学教授 Max H.James Timon of Athens:
"Friends" in Word Only 15.30〜18.00 セミナー セミナー1[811講義室]
エリザベス朝詩人としてのシェイクスピア――『ソネット集』を中心に 司会:東京大学教授 成田篤彦
メンバー:阿部曜子(東京大学大学院) 岩永弘人(東京農業大学) 大野雅子(帝京大学) 鴨島史之(北見工業大学) 森田佐紀(鹿児島大学) セミナー2[821講義室]
『リア王』の作劇術 司会:京都大学教授 喜志哲雄
メンバー:川浪亜弥子(慶応大学大学院) 小菅隼人(慶応大学) 末松美知子(群馬大学) 藤原博道(中央大学) セミナー3[824講義室]
イギリス・ルネサンス文学における(ホモ)セクシュアリティ 司会:学習院大学助教授 大橋洋一
メンバー:小野俊太郎(成城大学) 川地美子(杏林大学) 末廣 幹(筑波大学大学院) 朱雀成子(梅光女学院短期大学) 本橋哲也(東京都立大学) 吉原ゆかり(筑紫女学園短期大学)
コメンテイター:青山誠子(青山学院大学) 田崎英明 18.15〜19.45 懇親会 会場:キャンパス内 生協2階レストラン
会費:3,000円 10月17日(日) 10.00〜12.10 研究発表 第1室[822講義室] 司会:大阪大学教授 斎藤 衞 1.
大阪市立大学助教授 山田由美子 HamletからIagoへ――もうひとつのOthello論 2. 熊本大学助教授 谷川二郎
Othelloに見られるromantic loveの脱構築 3. 帝塚山学院大学教授 今西雅章
Othelloを再読する――言語表象と舞台表象の意味するもの 第2室[823講義室]
司会:東京女子大学教授 楠 明子 1.東京都立大学大学院博士後期課程 山本真司 "Two crownes of the egge":Q1
King Learにおけるジェンダー・クライシス 2.秋田大学助教授 佐々木和貴
コーデリア像の変貌について 3.名古屋大学助教授 村主幸一
料理と妊娠――『タイタス・アンドロニカス』の復讐 10.00〜12.30 セミナー4[811講義室]
戯曲の本文(テクスト)とは何か――書誌学的本文研究者の立場から 司会:明星大学教授 山田昭廣
メンバー:大矢玲子(東京大学) 金子雄司(中央大学) 住本規子(明星大学) 野上勝彦(早稲田大学) セミナー5[821講義室]
マーロウとその時代 司会:東北大学助教授 小沢 博
メンバー:大島久雄(福井大学) 佐々木昇二(京都府立大学) 三盃隆一(金沢大学) 篠崎 実(東京工業大学) 高杉玲子(大東文化大学) 高橋祥恵(東海大学) 中野春夫(埼玉大学) 山田雄三(大阪大学大学院) 由井哲哉(東京大学) セミナー6[824講義室] 日本におけるシェイクスピア――翻訳と上演
司会:安西徹雄 メンバー:小野 昌(城西大学) 門野 泉(清泉女子大学)平 辰彦(桐朋学園短期大学) 長谷部加寿子(独協大学) 広川
治(駒沢大学) 村上 健(津田塾大学) 12.30〜13.30 昼休み 13.30 講演・[813大講義室]
司会:東京大学助教授 高田康成 Graham Bradshaw (Reader, University of St. Andrews)
Shakespeare's Surrogate Dramatists 内容:The general idea of the lecture
is to discuss some of the cases where a character within a play operates
as a surrogate dramatist in trying to control what takes place on stage.
This usually releases various 'reflexive', or 'metadramatic', ironies,
when the play and its real dramatist are challenging us to see farther
than the self-appointed surrogate. In some cases the play then discredits
the amateur dramatist very thoroughly; in others, above all Iago's, there
can be an unholy and unnerving alliance so that it makes sense (for a
while) to consider 'Shakespeare-as-Iago'. My underlying assumption is that
modern criticism tends to give too little thought to the idea of a poetic
drama as a witty conceit. 14.40 閉会の辞
=========================== 第33回 シェイクスピア学会 ===========================
1994年10月15/16日、上智大学 四谷キャンパス (〒102 東京都千代田区紀尾井町7番1号) 10月15日(土) 13:00[10号館講堂] 開会の辞 日本シェイクスピア協会会長 高橋康也 挨拶 上智大学学長 大谷啓治 臨時総会・フォーラム 14:00 講演・[10号館講堂]
司会:共立女子大学教授 栗原 裕 法政大学教授・文芸評論家 柄谷行人
シーザーとシーザー主義 「シーザー」は共和制の内部においてその危機から生じる皇帝として見るべきである。近代西欧では、それはナポレオンにおいて典型的にあらわれ、ナポレオン三世さらにヒトラーがそれを反復したといえる。民主主義に固有の危機があるかぎり、「シーザー主義」は別のかたちで生き残る。 15:15〜18:00 研究発表 第1室[3−248]
司会:明治学院大学教投 新谷忠彦 1. 東京大学専任講師 河合祥一郎 フォルスタッフ役者ジョン・ローウィン 2.
山梨英和短期大学外人教師 Wayne Silka Juliet was a Boy:Countering Modern
Misconceptions 第2室[9−249]司会:中央大学教授 青木和夫 1.プール学院短期大学専任講師 李 春美
へンリー五世と外征のプロット 2.大阪市立大学助教授 杉井正史
プロスぺローのいらだち 司会:法政大学教授 渡辺喜之 3.名古屋大学助教授 村主幸一
真理と豊穣――『コリオレーナス』のファンタジーと絶対王制 4.大阪大学教授 斎藤 衞 『リア王』と政治 第3室[9−255] 司会:筑波大学助教授 加藤行夫 1.
筑紫女学園短期大学専任講師 吉原ゆかり 「信義のために琢磨あげたる金骨銀肉」――『何櫻彼銭世中』論 2. 四国大学教授 長沢隆子
PoeとShakespeare 司会:帝塚山学院大学教授 今西雅章 3.大阪大学客員教授 Stephen Clark, "All
This the World Well Knows":Lust in Shakespeare's Sonnets 4.上智大学教授 Peter
Milward, Shakespeareユs "Fatal Cleopatra" 18:30〜20:30 懇親会
スタワール麹町(四ッ谷駅前)3階「錦華」 会費:6,000円 10月16日(日) 10:00〜13:00 セミナー セミナー1[9−252] シェイクスピアと翻訳――オウィデイウスを中心に 司会:玉泉八州男(東京工業大学) メンバー:松田美作子(日本女子大学)高木利彦(近畿大学)佐々木 充(新潟大学)井出 新(東洋英和女学院短期大学)清水徹郎(東京工業大学)川井万里子(東京経済大学) セミナー2[9−256] エリザベス朝演劇と検閲 司会:太田−昭(九州大学) メンバー:山田由美子(大阪市立大学) 勝山貴之(同志社大学)佐野隆弥(神戸商科大学)鶴田学(西南学院大学大学院)徳見道夫(九州大学) コメンテイター:山田昭廣(明星大学) セミナー3[8−209] シェイクスピアぬきの17世紀英国喜劇 司会:平田満男(東北大学) メンバー:小野良子(桃山学院大学)藤田 博(宮城教育大学)小澤 博(東北大学)中野弘美(横浜国立大学)境野直樹(岩手大学)原 英一(東北学院大学) セミナー4[3−248] 新歴史主義一一傾倒と批判と展望と 司会:広瀬雅弘(大阪大学) メンバー:末廣幹(東京都立大学)篠崎 実(東京工業大学)大西洋一(東北大学) セミナー5[9−249] シェイクスピア喜劇の女性人物――Twelfth
Nightを中心に 司会:青山誠子(青山学院大学) メンバー:市居米子(大阪学院短期大学) 大橋洋一(学習院大学) 楠 明子(東京落q大学) 朱雀成子(梅光女学院短期大学) 竹村はるみ(京 都大学大学院) 浜名恵美(立教女学院短期大学) 藤瀬恭子(東京理科大学諏訪短期大学) 水崎野里子(和洋女子大学) 本橋哲也(東京都立大学) 森田佐紀(鹿児島大学) セミナー6[9−255] 『夏の夜の夢』上演の多様な可能性 司会:松岡和子(東京医科歯科大学) メンバー:長谷部加寿子(独協大学) 市川節子(東京女学館短期大学) 未松美知子(群馬大学) 小林かおり(名城大学) 尾崎 寔(同志社女子大学) 廣本和枝(松蔭女子短期大学) 広川 治(駒沢大学) 本島 勲(名古屋芸術大学) 高杉玲子(大東文化大学) 13:00〜14:15 昼休み 14:15 講演・・[10号舘講堂] 司会:大阪大学教授 藤田 実 東京都立大学教授 上野美子 『ハムレット』をめぐるパロディー 『ハムレット』ほど、多くのパロディーを生みだした劇はない。『ハムレット』のパロディーを検討すると同時に、パロディーとしての『ハムレット』にも注目したい。また、パロディーという形式の今日的な意味にも言及する。 15:30 閉会の辞 藤田 実
=========================== 第34回 シェイクスピア学会 ===========================
1995年10月21/22日、広島女学院大学 人文館(〒732 広島市東区牛田東4−13−1) 10月21日(土) 13:00[人文館303AV] 開会の辞 日本シェイクスピア協会会長 高橋康也 挨 拶 広島女学院大学学長 遠藤 彰 フォーラム 14:00 研究発表 第1室【人文館301】 司会:立教女学院短期大学教授 浜名恵美 1.
筑波大学大学院博士課程 塚本 靖 『ヘンリー5世』における贈与交換 2.
日本女子大学非常勤講師 小町谷尚子 両性具有のリーダー――『ヘンリー6世』におけるジャンヌ 司会:南山大学教授 岩崎宗治 3.
京都大学助教授 蒲池美鶴 Sleep Kill Those Pretty Eyes――アナモルフォーズのクレシダ像 4.
津田塾大学教授 前川正子 『フォースタス博士』の笑い 第2室【人文館401】 司会:関西学院大学教授 笹山 隆 1.
東洋英和女学院大学短期大学部助教授 井出 新 クリストファー・マーロウと書籍商――『タンバレイン』の出版を中心に 2. 東京工業大学教授
野崎睦美 戯文の効用−−ペン・ジョンソンからみたトマス・ナッシュ 司会:明星大学助教授 住本規子 3.
明治大学非常勤講師 実村 文 ルネサンス英国劇におけるオレステス神話のゆくえ 4.
名古屋大学助教授 村主幸一 悪鹿の身体としてのローマ――『コリオレーナス』論 第3室【人文館302】 司会:東京学芸大学教授 岡本靖正 1.
慶応大学大学院博士課程 川波亜弥子 Thomas HeywoodのFeminine Dramaturgy -- The Fair Maid
of the West, Part 1におけるrealismとromanticism 2.
東京大学教授 高田康成 「まってました」のドラマツルギー――トマス・ヘイウッドの演劇術 司会:上智大学教授 安西徹雄 3.
東京大学助手 野田 学
ギャリックのシェイクスピア――18世紀の身体論 4.京都大学教授 喜志哲雄 『ロミオとジユリエット』の対話 第4室[人文館402] 司会:フェリス女学院大学教授 小塩トシ子 1.
帝京女子短期大学教授 佐野昭子 『じゃじゃ馬ならし』の400年 2. 神戸女学院大学客員教授 John Roe, The Trial of
Cleopatra, and the Woman of Italy 司会:東京大学客員教授 George
Hughes 3. The University of Wales,Cardiff博士課程 高桑陽子 The "merry" wives or
witches?: Woman as man's symptom in The Merry Wives of
Windsor 4. 早稲田大学外国人教師 Anthony Martin, The Romans in Britain:
Shakespeare's Cymbeline and Fletcher's
Bonduca 18:00〜20:00 懇親会、広島県文化センター・鯉城会館(〒730広島市中区大手町1−5−8)、会費:5,000円 10月22日(日) 10:00講演[人文館303AV]司会:青山学院大学教授 青山誠子 京都国立博物館長・京都大学名誉教授 藤澤令夫 哲学の誕生と再生 内容:古代ギリシアにおいて(哲学)はどのようにして「誕生」し、確立したかを、文学(詩)とのかかわりを視野に入れながら跡づけ、そこに照らし出される一つの筋目が現代においてもつはずの意義を考える。すなわち、哲学をいかに「再生」させるか。 11:30〜13:00 昼休み 13:00〜16:00 セミナー セミナー1[人文館403] イギリス・ルネサンス演劇とポスト・コロニアリズム 司会:本橋哲也(東京都立大学)
Stephen Clark(大阪大学) メンバー:鶴田 学(西南学院大学大学院)吉原ゆかり(筑紫女学園短期大学) David
Taylor(九州大学)Brian
Musgrove(フリーランス) セミナー2【人文館404】 トマス・ミドルトンをめぐって 司会:大橋洋一(学習院大学) メンバー:小野俊太郎(成城大学)木原文子(東海産業短期大学)佐々木和貴(秋田大学)末廣 幹(東京都立大学)間瀬裕子(学習院大学大学院)水崎野里子(和洋女子大学) ミナー3【人文館405】『リア王』とニュー・ヒストリシズム、および政治、社会 司会:斎藤 衞(武庫川女子大学) メンバー:市居米子(大阪学院短期大学)徳見道夫(九州大学)広瀬雅弘(大阪大学) 藤原博通(中央大学)百瀬泉(中央大学)山田雄三(大阪大学) セミナー4【人文館503】Royal
Shakespeare
Companyの現在 司会:新谷忠彦(明治学院大学) メンバー:小林かおり(名城大学) 末松美知子(群馬大学)中尾知代(岡山大学) 長谷部加寿子(独協大学) 前沢浩子(東京医科歯科大学) 南 隆太(名古屋大学) セミナー5【人文館504】シェイクスピアの版本(エディション) 司会:金子雄司(中央大学) メンバー:大矢玲子(東京大学) 柴田稔彦(福岡大学)山田昭廣(明星大学)
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